2020年01月06日
毎年1月3日には世界遺産エリアの外山で毘沙門天縁日がおこなわれます。
七福神の一つ「毘沙門天」が祀られている外山山頂(標高880メートル)で「福銭貸し」が行われ、午前0時から登拝し、お堂の御本尊である毘沙門天様から福銭を授かる神事です。
福銭を事業の元手とし、翌年に倍額を奉納するのが慣わしとなっています。
ここでは円を万両(1円=1万両)と言い換えるため、景気のよい雰囲気に満たされます。
参詣者は前の晩から暗い山道を登拝し、火防のお札や福銭を授かります。雲海の間からご来光を拝める早朝6時50分頃、山頂はたくさんの人であふれます。